日本余暇学会の概要

設立趣旨 1973年9月15日

 現代における科学・技術の革新は人間の生活を大きくかえつつあるが、とりわけ人間を労働から解放する傾向を生み出したことは各方面に大きな衝撃を与え、改めて余暇を中心とする人間の問題をクローズ・アップするところとなった。

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 ところが、これまでの余暇研究は社会学、教育学、観光学、経営学、経済学、政治学等の諸学問分野に散在して、個別的になされてきたにすぎない。今日の余暇問題は、これら諸学問の協力による総合的な研究を必要としており、また、科学的な研究体系の構築をも必要としている。一方、諸学問分野にあって余暇問題に関心を寄せる研究者にとっても、相互に研究成果を検討し、研究の発展をはかる場の出現が待ち望まれるところであった。

 余暇問題は、今後、ますます大きな問題となって人間社会に影を投げかけ、余暇研究の必要が痛感されるようになるであろう。そこでわれわれはここに、既存の学問分野の枠を超えて、余暇問題に関心を寄せる研究者により「日本余暇学会」を設立することとした。

 余暇研究に関心を寄せる各方面の人々が参加されんことを期待する。

組織

会組織

本部・事務局 平成24年6月30日まで 実践女子短期大学 薗田研究室内
平成24年7月1日より、「余暇ツーリズム学会」に統合

会員

個人会員 個人会員1名の紹介、理事会の承認 入会金・なし 年会費・10,000円
学生会員 個人会員1名の紹介、理事会の承認 入会金・なし 年会費・ 5,000円
団体会員 会員1名紹介、理事会の承認 5万円(一口)以上
賛助会員 所定の賛助金納入の団体又は個人 別途定める

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